2019年2月13日
先日、日本のあるパン屋へメールを送りました。
そこで修行(製パン技術よりも経営の勉強)をしたかったからです。
有難いことに、すぐにご返信いただきました。
自分の気持ちや方向性を伝えたところ「海外で開業するなら、ご当地ルールや商法、材料の違いなどがあるから現地の店で相談した方がよい(要旨)」とアドバイスをして下さいました。
私はそのパン屋の創業社長と現社長の想いに共鳴して修行を志望していたので残念な気持ちもありましたが、「それもそうだな」と思いました。
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今日は早速、ロンボク島のパン屋へ行ってきました。
向かった先は、ロンボク島の商業的な中心地・マタラムのチャクラヌガラにあるパン屋「Mirasa」です。
私はかつてこのパン屋の近くに住んでおり、今は2号店をショッピングモール内にオープンさせるほどに繁盛しているのを知っていたからです。
ただ、オーナーが自らパンを焼くお店ではなさそうだったため、今日は行くだけ行って、次回オーナーに会うきっかけを掴めればいいなぁと考えていました。
もしもオーナーに会えたときのために聞きたいことも箇条書きにして、スムースに話せるようにインドネシア語を少々調べて行きました。
(写真) Mirasa 店内。パン、お菓子、ケーキなども販売中
結果として、オーナーにお会いすることは叶わず、これからもオーナーと話すのは難しそう(従業員も滅多に会わないらしい)でした。が、店員さん数名が忙しい中私の質問に付き合ってくれました。
パンの売れ筋は何か、どのような人が買って行くのか、卸売はしているか、どのような機械を入れているのか、このパン屋の歴史などを伺いました。
客層・売れ筋商品などは予想どおりでした。
が、私がこのパン屋の近くに住んでいた6〜7年前と内装が変わっており、当時よりはるかに多い種類のパンを売っていました。そのため、予想していたよりも大量生産化が進んでいました。
ここまで大きくするにはハードな道を歩まねばなりませんが、パンの需要はあるし、伸びているということがよくわかりました。
本当に行ってよかったと思います。
親切にいろいろな質問に答えてくださったYanti さん(写真右)はじめ店員の皆様、どうもありがとうございました。
(文責:みどり)